３月３日夜、2021年の東京五輪・卓球混合ダブルスで金メダルに輝いた水谷隼氏が公式Ｘ（旧ツイッター）を更新した。
その日の午前にフジテレビ系「ワイドナショー」に出演していた水谷氏は、先の世界卓球選手権・団体戦で準優勝を飾った日本女子代表のニュースについてコメント。そのなかで、チームメイトたちに熱い指導を繰り返して話題を集めた伊藤美誠の“監督ぶり”にも話が及んだ。
水谷氏は東京五輪で共に頂点に立ったパートナーで昔馴染みの伊藤とのエピソードを紹介。五輪の混合ダブルス決勝で「自信に満ちあふれていた」と振り返り、「『相手の中国選手がビビってるビビってる、大丈夫だよ』ってめっちゃ言ってくるんですよ。僕もビビってるんですよ、ぶっちゃけ」と言ってスタジオの笑いを誘った。
さらにＭＣの東野幸治さんから、世界卓球後に連絡を取っていないのかと問われると、「いや、僕はLINE、ブロックされているんですよ」と衝撃告白。「東京オリンピックが終わってから４か月くらいして、一緒に撮った写真を送ったんですよ。『写真送ったよ』と送ったら、全然既読にならない。『なんで？』と言ったら『あー、もうブロックしてるから』って言われたんです」と続けた。しかも最近になってブロック解除を直訴したところ、「「『ゴメン無理、削除しちゃったからもうできない！』と一蹴されたという。
このトークがSNSやネットニュースで広まると大きな話題に。するとその夜、水谷氏の元にひとつの贈り物が届いたようだ。更新されたＸ上に掲載されたのは、金メダルコンビが載った雑誌表紙にサインしようとペンを持ち、カメラ目線で笑みをたたえる伊藤の写真だった。
水谷氏は「同情してくれたのか美誠ママが写真くれた笑」と嬉しそうに綴り、「ツンデレで可愛い娘です^ ^ LINEは消されたけどね」と書き添えた。
なんとも不思議な距離感を垣間見せてくれるレジェンドペア。はたして次に再会した時にはどんな会話が交わされるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
