【NBA】「ルイはオールスターになれる」ナゲッツ相手に23得点を奪った八村塁をレイカーズOBのワールドピースが称賛!<DUNKSHOOT>

現地時間3月2日(日本時間3日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでデンバー・ナゲッツと対戦。114-124で競り負け、前人未到の通算4万点に到達したレブロン・ジェームズの偉業達成に花を添えることはできなかった。

この試合、敗れはしたものの“日本の至宝”八村塁はコートの両エンドで躍動。オフェンスでは高確率でショットを沈め23得点(フィールドゴール10/15、3ポイント3/4)を奪ったほか、ディフェンスでもニコラ・ヨキッチ相手にフィジカルを活かして奮戦してみせた。

昨季王者を相手に見事な活躍を披露した八村。このパフォーマンスを観た元レイカーズのメッタ・ワールドピースは、自身のX(旧Twitter)で「ルイはオールスターになれる」と投稿した。

1999年のドラフト16位指名でシカゴ・ブルズに入団したワールドピースは、17年のNBAキャリアでインディアナ・ペイサーズ、サクラメント・キングス、ヒューストン・ロケッツ、レイカーズ、ニューヨーク・ニックスを渡り歩き、991試合に出場して平均13.2点、4.5リバウンド、2.7アシスト、1.7スティールをマーク。
201cmのサイズに118kgと屈強な身体を活かしたディフェンスが最大の魅力で、2004年には最優秀守備選手賞に輝いたほか、オールスターに1度、オールNBAチームに1度、オールディフェンシブチームに4度選出。攻守万能なツーウェイプレーヤーとして、2010年にはレイカーズでリーグ制覇も経験した。

そんな実力者からお墨付きをもらった八村。今季の成績は48試合に出場(うち19試合で先発)し、平均25.2分のプレータイムで12.3点、3.8リバウンド、1.0アシスト、フィールドゴール成功率51.8%、3ポイント成功率41.1%と、オールスターと呼ぶには物足りない数字が並んでいる。

ただ、直近8試合は平均16.9点、フィールドゴール成功率58.3%、3ポイント成功率46.9%と上り調子。このままさらなる成長を遂げ、ワールドピースの予言通りオールスタープレーヤーにまで上り詰めることができるか注目したい。

構成●ダンクシュート編集部

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