東西で調教師が無事最終出走を終える…小桧山師「(最後のレースで)武豊騎手が負けた馬で口取りしようと言ってくれた」

3月2日、3日の中央競馬で、安田隆行調教師、小桧山悟調教師など、計7名の調教師が最終出走を終えた。3月5日付で引退となる。

●小桧山悟調教師(美浦)
中山8R・タケルジャック/武豊騎手(11着)最終出走
「(最後のレース後に)武豊騎手が馬を降りた後、負けた馬で初めて口取りしようと言ってくれて、一緒に写真を撮りました。ありがたいことですね。(結果は)自分らしいなと思いました。今日で引退する調教師仲間が勝っているのに、武豊騎手に恥をかかせてしまったと思いながら、それでも乗ってくれて本当にありがたかったです。セレモニーをしてくださった皆さんに感謝しています」

●安田隆行調教師
中山12R・フェズカズマ/横山和生騎手(10着)最終出走
「ジョッキー、調教師と50年やってこられました。上を見たらキリがないですが、自分自身、満足のいく成績が残せたと思っています。引退するのは寂しいですが、来週からも競馬を盛り上げるために、馬券をいっぱい買います。これまで声援ありがとうございました」

中野師「やりきりました」

●中野栄治調教師
阪神11R・フォワードアゲン/坂井瑠星騎手(9着)最終出走
「やりきりました。悔いはありません。今後は競馬の第一線から退くことになるとは思いますが、競馬をたくさん応援して、愛して、感動してください。そして、皆さんの心に残してください。本当にありがとうございました」

●高橋裕調教師
中山12R・アリススプリングス/木幡巧也騎手(9着)およびニーナブランド/野中悠太郎騎手(15着)最終出走

●加用正調教師
小倉6R・ブラックドレス/永島まなみ騎手(3着)最終出走

●松永昌博調教師
小倉12R・ウイニンググレイス/田口貫太騎手(12着)最終出走

●飯田雄三調教師
阪神10R・テイエムランウェイ/田辺裕信騎手(8着)最終出走

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