金融リテラシー(理解や判断力)を楽しく学んでもらおうと大分銀行は3日、大分市府内町のトキハ会館で、クイズ番組などで活躍するクイズプレーヤー伊沢拓司さんを招きイベントを開いた。資産運用に関心のある市民ら約300人が参加した。
伊沢さんは「運用は資産を保有する手段としても有効」と説明し、保有資産の種類を分けることでリスクが分散できると話した。来場者と一緒に、投資に関するクイズやスマートフォンを使った投資ゲームにも挑戦した。
参加した大分大経済学部3年の福原礼矢(れいや)さん(20)=同市旦野原=は「長期間にわたって投資をするメリットを感じた」と話した。
大分銀行は昨年から野村証券と包括的な業務提携をしている。伊沢さんが野村証券の資産形成アンバサダーを務めていることもありイベントに招いた。