吉林省長春市の一汽紅旗繁栄工場の組立ラインで、車両を検査する従業員。（2月19日撮影、長春＝新華社記者/張楠）
【新華社長春3月4日】中国の自動車大手、中国第一汽車集団（中国一汽）はこのほど、2024年1～2月の自動車販売台数が前年同期比17.7％増の44万8千台だったと発表した。
高級車ブランド「紅旗」の1～2月の販売台数は37.6％増の6万5300台で、高い成長率を維持している。今年は、電動プラットフォームHMEとスマートプラットフォームHISというFMEs（旗幟）スーパーアーキテクチャ2大技術プラットフォームに基づく紅旗ブランドの新型純電気自動車（BEV）を相次いで市場に投入し、同ブランドの販売台数を押し上げている。
中国一汽は、吉林省長春市に本社を置く国有の大手自動車メーカーで、紅旗、解放、奔騰などの自主ブランド、フォルクスワーゲン（アウディ）やトヨタなどとの合弁ブランドを展開。累計生産・販売実績は5400万台を超え、中国自動車業界のトップクラスの販売台数を誇る。（記者/張建）
