【俺の楽器・私の愛機】1558「ひねくれたジャズマスター」

【オリジナルジャズマスター】(東京都 みじめ 29歳)

を投稿させて頂いた者です。

前回、させた時にジャガーを作っているとお伝えしたのですが路線変更してジャズマスが完成したのでまた投稿させて頂きます笑

ちなみにジャズマスにフィルタートロン載せるのはノベンバの小林とベンジーの影響です。

今回は素体無しの1からパーツを掻き集めました。ボディは2Pのアッシュ、ネックはフレイムメイプルのローズウッド指板。ペグはゴトーのマグナムロック、ブリッジはムスタングタイプ(固定用のブッシュ付)、他にバズストップバーで弦落ち対策しました。ちなみにバズストップバーの向き逆なんですが自分はこっちの音が好きでいつも逆にしてます。

プリセットに関しては両方1Mにしています、正直気持ち抜けが良くなったかなぐらいの音なんで使い所は微妙です笑

キャビティ内を1cm掘ったりいつもはアルミテープで施工していたのを導電塗料で2度塗りしたり律儀に配線用の溝掘ったりいつもより丁寧に作りました…。ただネックの位置地味に間違えて6弦側のクリアランスがギリギリなところはいつもの適当さが出ました。まぁ、逆に1弦側のクリアランスが余裕生まれたのでフジゲンのEOSみたいな感じで良いじゃんと言い訳してます笑

アッシュボディのおかげか鼻をつまんだ様な音と称されるフィルタートロンでも良い感じで抜けてくれている感じがあります笑。とにかくオルタナやシューゲイザーでゴリゴリ使いたい一本を作りたかったので納得の出来る性癖モリモリな一本が完成しました。

気が向いたらコイルタップ出来るようにまた弄ろうと思います。今のところ手持ち3本のうち2本が自作物なので唯一まともなフジゲンのEOS2と弾き比べると流石一流だなと脱帽します……。

◆ ◆ ◆

モディファイの自由度が非常に大きいのがフェンダー系ギターの最大の特徴だと思いますが、その恩恵を最大限に活かそうと思うと、自ずとこのような取り組み方になりますよね。パーツの選び方や回路設計、フィニッシュなどあらゆるところに流儀や価値観が注がれますから、個性はもとより自分の理想に近付く最短経路なのかなと思います。もちろんフジゲンを初めとした歴史あるメーカーが積み上げてきた格物致知には適わないものの、自分のための自分設計という一点突破は、これまたメーカーにはできない自分だけが成し得るもの。楽器人スピリットを磨き上げると見えてくる世界。こういう薄い塗装がかっこいいよなあ…。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

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