「好きな人を1人に決められない。浮気をどう考える?」16歳からの相談→お姉さまの回答が清々しすぎた

叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。
2月27日に配信されたエピソードの中では、16歳のリスナーから寄せられた《好きな人を1人に決められない》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

叶姉妹 / Via Instagram: @kano_sisters007

お便りの内容は、以下の通り。
《私は、好きな人を1人に決められません。好きな人のいいとこ取りをしたくて、そして、自分から離れてしまう不安を拭いたくて、複数人と関係を常に持っています》
《親愛なるおふたりは、浮気についてどうお考えですか?》

お便りを聞き終えた恭子さんはまず、「何も悪くないんじゃないですか?」と回答。続けて、「もっと自由でいいのでは」とコメントした
「何も悪くないんじゃないですか? 別に、結婚をしてて、不倫をしててとかそういう訳でもないですし。危険なことは、ちゃんと危険を自分で察知しなければいけませんし、そういう事を除いては、たくさんのいろいろな方を、自分の目で経験して。経験をすることは悪いことではないんですが、ちゃんと自分自身でどこまでが大丈夫な事なのか(見極めるべき)」
「罪意識を何も抱かなくても、もっと自由に、ご自身の精神を開放して差し上げたほうが、全然何も悪くないですし。もっと自由でいいと思いますよ」
もともと相手を1人に定める考えを持っていない恭子さんは、「反対に浮気が何なのかを答えるのが難しい」と語った。また、恭子さんは、自身にアプローチをしてくる多くの男性について「私が魅力的かどうかではなく、競争社会で生きているがゆえのことだ」と分析した。
恭子さん「今どき私はもう、浮気という言葉なんて、そもそも自分自身はもともと1人に決めているという恋愛感情を持っていないので。浮気というのが何かというのは、ちょっと私にとっては、反対に難しい質問の答えとなってしまいますよね」
美香さん「私も客観的にお姉さんを見ていると、周りのグッドルッキングガイが、灯りに寄って来る虫のようにやって来るわけじゃないですか。それでお姉さんは、いつでも自由に、知らないところでは何しても構わないし、自由でいいのよっていう体制じゃないですか」
恭子さん「彼らはね、どちらかというと本能に任せた戦なのよ。だから、私が魅力的とかどうとかではなくて、彼らはいつもオーディションやキャスティングや何かで、もちろんトップレベルのモデルたちだけ、世界的にね。そうであっても、そういうふうに自分を必ず評価されることを毎日仕事のうちの1つとしてしてるわけですから。だから、競争の激しい社会」

叶姉妹 / Via Instagram: @kano_sisters007

一方美香さんは、真剣な交際を前提としているため、浮気には否定的な様子を見せる。そんな美香さんを遮るように、恭子さんは「浮気の内容の認識はジェラシーの表れ」だと主張した。
美香さん「私の場合は、この方の『浮気についてどうお考えですか?』ということに関して、私でしたら真剣にお付き合いしたいと思うので、石橋を叩きながら……」
恭子さん「前から言ってるじゃない。石橋を叩いてても、石橋だって果てがあるわけだから。万里の長城みたいに長くなるものもあれば、曲がっていたりとか。叩いたって壊れないものもあれば、いろいろあるわけでしょう」
「だから、私が本当に思いますのが、今どきに関しては、本当にそれが浮気についての定義すらも曖昧。だから例えば、相手の人が他の人と食事に一緒に行くだけでも絶対イヤ、それは浮気だっていう人もいるわけじゃないですか。だけど、食事に行っただけだから(浮気じゃない)とか(思う人もいる)」
「だから、ジェラシーでしょ、これは。浮気っていうのは、部分30%から50%はジェラシーの表れ。だから、人によっては全然浮気って、反対に絶対ダメって言ったって、難しいことでしょう」
続けて恭子さんは、自身が結婚をしない理由として「誠実だから」と考えを語った。
「私は結婚なんてみじんも興味もない話をよくしてますが、昔からずっと言っているのは、1つは私が誠実だからなんですよ。どういうことかって言いますと、私が、自分自身の性格上、結婚というものは、私は絶対に神聖なものであるべきと。自分の定義ですよ」
「だから、少なくとも結婚をしなくとも付き合っていけるわけじゃないですか。だけど、結婚したからには、次の日にその人よりも『あ!』と思うトキメク人を発見、もしくは会ったということがあったならば、もうその感情を止めようなんて思えないから、自分で知っているから相手にも誠実でいたい。もっと一番思っているのは、自分自身に誠実でいたいからこそ結婚をしない」
最後に恭子さんは以下のように言い残し、回答を締めくくった。
「だって自分で浮気性だなと思う人は、そもそも結婚することはチャレンジでしょう」

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