もしも憧れの相手とデートをすることになったら、メイクやファッションに気を遣ったり、仕草の研究をしたりと、いつもより素敵に思われたい! と考える人もいることでしょう。
筆者の友人A子さんも、可愛く思われたいという一心だったのです……。A子さんから聞いた話をご紹介します。
長年の片想い。もしかして運命!?
A子さんが若かりし頃、長年憧れていた男性がいました。
相手は近所に住む年上男性だったのですが、特に接点がなかったので見守るように恋心を育てていました。
そうして片想い歴、早数年。
ついに運命の瞬間が訪れたのです。
なんとその男性が、同じ大学の友人の親戚だったことが分かったのです!
その後はもちろん友人に頼み込み、連絡先を交換。
そうして初デートまで急展開ですすんでいきました。
ロマンチックなデートプラン
初デートの行き先は、彼が行ってみたかったという、色んな花が一面に広がる公園でした。
そこでのんびりお散歩をしながら、ベンチに座ってコーヒーを飲んだりすることになったのです。
そんな素敵なデートプランに、A子さんは舞い上がってしまいました。
(色とりどりのお花畑なら、シンプルなワンピースが映えるかも?)
そうして準備は万端。
意気揚々と出発したのですが……。
何故か体調不良に。最悪!
到着して車を降りてから、鼻水が止まりません。
メイクが落ちないよう優しく鼻水を拭きとりましたが、あふれ出る鼻水が止まらないのです。
さらに目がどんどん痒くなっていき、今すぐにコンタクトを外さないと目がおかしくなりそうでした。
なんとか目薬で誤魔化していましたが、鏡を見ると目は真っ赤。
さらに頭も痛くなってきたのです。
そんなA子さんの異変に気付いた男性が、
「体調悪いんじゃない? もう帰ろう!」
限界を感じていたA子さんはデートを断念し、そのまま車に乗り込んだのです。
そして目をチェックしようと鏡を見て、小さな悲鳴を上げました。
何故なら、A子さんの顔は見た事がないほどパンパンに腫れてしまっていたのです……。
医者に怒られるほどだった。トホホ……
実はA子さんは、重度の花粉症だったのです。
元々花粉症気味かも? とは思っていたのですが、病院嫌いだったので検査を受けたことはありませんでした。
その為、あまり自分から花畑などに近づくことはありませんでした。
しかし憧れの彼に「花好きな可愛い子」だと思われたくて、そのデートをOKしたのです。
帰宅後は熱も出てきて、本当に地獄を経験しました。
可愛い子と思われるどころか、ただただ惨めな状況を晒してしまったと、最悪の思い出になってしまったのでした。
まとめ
私も大人になってから花粉症を発症していますが、なかなか辛いですよね。
可愛く思われたい気持ちも分かりますが、体調を崩さない程度にしましょうね!
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K