【奈良クラブ】フリアン監督「サッカーで最も重要な『エリア内での働き』が悪かった」 勝利目前で引き分けに持ち込まれる

【奈良クラブ】フリアン監督「サッカーで最も重要な『エリア内での働き』が悪かった」 勝利目前で引き分けに持ち込まれる

ⓒNARA CLUB

2024年3月3日(日)、奈良県にホームを置くサッカーJ3の奈良クラブはホームでAC長野パルセイロと対戦し、1-1で引き分けた。

後半ATに逆転ゴールを決められる

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奈良は53分、嫁阪翔太選手が右からのクロスを上げると、そのままゴール。
奈良が先制する。

しかし、奈良はATに浮田健誠選手に頭で合わせられ1-1の引き分けに終わった。

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フリアン監督コメント

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「アディショナルタイムでの失点によって勝ち点2を失ったことは非常に痛手です。長い間サッカーに携わっていますが、今日のようにエリア内での働きが十分でないと勝利することは難しいといつも思っています。
それに加え、J3リーグは拮抗したリーグであるため、各チームの差が少ない。今日の試合は80分素晴らしいサッカーを展開できましたが、さきほど申し上げたように、エリアの中での攻守のチャンスを決めきれなかったことが勝敗をわけたと思います。
このような拮抗したリーグでは1-0の展開の状況ではエリア内の守備の徹底がなくては勝つことは難しい。今日はそれが出来なかった。
いつも選手には、しっかりとした守備をするということは『ゴールに向かい下がっていくこと』ではなく、その逆で『相手に向かっていくこと』だと要求しているが、結果として今日は出来なかった。
今日の試合は非常に大きな学びとなりました。それを糧にして繰り返さないことが重要です。
今日は多くの時間でボールの回し方や戦術が上手く出来、いいサッカーが出来たと思います。メインとなった2つのアイデア、サイドチェンジや前節できなかった高いリズムでのボールまわし。もう1つは前後へのボールの動かし方。
前節からスターティングメンバーを3選手入れ替えたのが効果的だったのではないかと思います。
FCバルセロナの下部組織で育ったマルク ヴィト選手は、相手が高い位置からプレッシャーをかけてきている際に、あいている選手を探すところに長けており、今日のゲームでも上手くやってくれました。
國武勇斗選手は縦のボールが入ったあとのフォローする動き良かった。
澤田雄大選手は、中盤の選手を助けるためのプッシュアップがよく出来ていました。
繰り返しになりますが、いいプレーが多くありましたが、サッカーで最も重要な『エリア内での働き』が悪かった点が今日の勝利に繋がらなかった。」(奈良クラブnoteより)

次節は3月9日(土)にカターレ富山とアウェーで対戦。
今シーズン初勝利に向けて、奈良クラブを応援しよう!

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