「いないことを嘆くだろう」主軸2選手が負傷交代‥チャビ監督はドローにも嘆き「野心にも欠けていた」

負傷者を嘆くチャビ監督[写真:Getty Images]

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、アスレティック・ビルバオ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

3日、ラ・リーガ第27節でバルセロナはアスレティックとアウェイで対戦した。

首位のレアル・マドリーから離されまいと追いかけるバルセロナ。勝ち点差8のアスレティックとの試合は難しい展開に。26分にはフレンキー・デ・ヨングが負傷交代すると、45分にはペドリも負傷交代。チームはチャンスメイクもままならず、0-0のゴールレスドローに終わった。

チャビ監督は試合を振り返り、序盤こそ良いプレーを見せていたが、その後のプレーは良くなかったとした。

「試合を進めるのに時間がかかった。勝つことの重要性、プレスをかけることの重要性の理解に欠けていた。我々は良い試合をできなかったし、快適にプレーはできなかった」

「最初の15〜20分間は良かったが、残りは良くなかった。我々は自己批判をし、競争のためにもっとずっと向上しなければならない」

「チャンスが失われた。私はガッカリしているが、こういった良くない試合になることは起こり得ることだ。唯一ポジティブな点は、守備が良かったということだ」

また、負傷交代した2選手についても言及。デ・ヨングは足首、ペドリは太ももを負傷したと見られている。チャビ監督は2人の負傷交代が試合に大きく影響を与えたとし、チームとしても気持ちが足りていなかったと語った。

「確実に我々に影響を与えた。多くの不運に見舞われている。2人の選手は我々のプレーにおける重要な選手たちだ。彼らがいないことを嘆くことになるだろう」

「チームはトライしたが、我々は非常に少ないチャンスしか作れず、試合に向かっていく気持ちが欠けていた」

「言うまでもなく、野心にも欠けていたが、正確な言葉は野心ではない。おそらく我々が行っていることをより信じることだ。なぜなら、今回のチャンスは非常に大きなものだった。最善を尽くしたが、わずかな結果のみしか得られなかった」

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