マテリアのAP、損してない?『FF7 リバース』プレイで見落としたくない、ちょっと嬉しい小ネタ集【グラスランド編】

マテリアのAP、損してない?『FF7 リバース』プレイで見落としたくない、ちょっと嬉しい小ネタ集【グラスランド編】

待望のシリーズ最新作『ファイナルファンタジー7 リバース』(以下、FF7 リバース)が、2月29日に発売されました。当日からプレイしている人もいますが、先週末から本格的には遊び始めた方も多いことでしょう。

その面白さは実際に体験してもらうのが一番ですが、押さえておくとちょっと得するポイントや、後々助かる小ネタなどが本作にはいくつもあります。そんな、ささやかだけど見逃したくない「お得」を紹介するので、今後のプレイにお役立てください。

本作の冒険は先が長いため、今回は「グラスランド」に絞ってお届けします。また、物語には一切触れないので、ネタバレの心配はありません。安心してご覧あれ!

■セーブデータ特典、もらった?

いち早く『FF7 リバース』を遊びたいところですが、まずはグッと押さえて、お得なアイテムをもらえる条件をクリアしましょう。

一番手軽なのが、『FF7 リバース』体験版をダウンロードし、そのセーブデータを用意すること。この条件を満たせば、素材アイテムの取得数が一定確率で増える「クポチャーム」や、ポーションなどの消費アイテムがまとめてもらえます。

また、『FF7 リメイク』のセーブデータがあれば召喚マテリア「リヴァイアサン」が、『FF7R エピソード インターミッション』のセーブデータだと召喚マテリア「ラムウ」をゲットできます。PS+のクラウドストレージに退避している人は、あらかじめPS5本体に戻しておきましょう。

この点については、以前の記事()でも紹介しているので、よければそちらもご覧ください。

■チュートリアルと侮るな! しっかりクリアでマテリアをゲット

「グラスランド」の探索を始めると、ほどなく「バトルシミュレーター」が解禁されます。条件を満たすと様々なバトルが行えるようになり、勝てば召喚マテリアがもらえるバトルもあります。

バトルシミュレーターのバトルコースには、「召喚獣」「討伐解析」「エリア解析」「生態解析」などがあります。その中には「チュートリアル」もあり、各操作キャラの扱い方や、連携アクション・連携アビリティといった新要素を直接学べます。

ゲーム全般に慣れていると「チュートリアル」は省略して実践で学ぼうと考えがちですが、バトルシミュレーターの「チュートリアル」にもクリア報酬があるので、それを見逃す手はありません。

「ほのお」や「れいき」といった魔法系マテリアや、「HPアップ」などのステータス系、「ガードきょうか」のような補佐系など、もらえるマテリアも様々。成長させたいマテリアもあるので早いうちに入手し、しっかりと育てておきましょう。


■「みやぶる」はこまめに使おう

敵モンスターとの戦いは、手ごわい場合も少なくありません。ボスは当然ですが、フィールドを徘徊している敵も侮れず、相手によっては思わぬ苦戦を強いられることも。

しかし、相手の特性や弱点が分かれば、戦いやすさは格段に変わります。戦いの経験を通して知ることもできますが、マテリア「みやぶる」の使用が手軽かつお勧めです。

「みやぶる」ひとつで特性も弱点も一目瞭然。手に入るアイテムまで網羅できますし、データベース化されるので、いつでも(それこそ戦闘中でも)再確認が可能。初めて出会った敵には、まず「みやぶる」から始めてください。

ちなみに「みやぶる」は、バトルシミュレータ―の解放条件になっている場合もあるので、バトルコースを増やすためにも、こまめに「みやぶる」を使いましょう。

■マテリアは「全員に装備」!

攻撃から回復、支援にステータスアップと、幅広い活躍を見せてくれる「マテリア」。どのマテリアを持たせるかで、戦闘中の役割も変わってくるので、自分好みの戦い方に合わせたチョイスが重要です。

また「マテリア」は、戦闘で得られるAPを溜めると成長し、効果が更にアップします(成長しない一部のマテリア除く)。レベルアップに必要なAPはマテリアによってまちまちですが、長く使う「かいふく」や、生き延びやすくなるガード系の強化などは、常に装備してAPを稼いでおきたいところです。

ちなみに本作のバトルは、基本的に3人で挑みます。戦闘中は操作キャラを切り替えられるので、戦況に合わせて3人が持つマテリアやアビリティを使いこなし、勝利を目指します。

ですが、マテリアにAPが溜まるのは、この3人だけではありません。例えば、クラウド・ティファ・エアリスの3人で戦ったとしても、控えのバレットやレッドXIIIが装備しているマテリアにもAPが加算されます。

AP稼ぎは長期間にわたるものなので、控えのメンバーにもしっかり装備させ、出来るだけ多くのマテリアを平行して育てましょう。


■「武器アビリティ」の取得を忘れずに

戦闘中は、基本となる通常攻撃以外にも様々な行動ができます。ガードや回避といった防御行動、マテリアの使用、キャラクターごとの固有アビリティや武器アビリティの発動など、多種多彩です。

武器アビリティは、武器ごとに設定された特別なアビリティですが、その武器に習熟すればキャラクター自身が体得し、武器を変えても使い続けることができます。そのため、新しい武器が手に入ったら、まずはその武器のアビリティを取得し、その後に武器同士の性能を比べて持ち替えるかどうかを判断しましょう。

武器アビリティは戦闘を通して取得するので、愛用しているパーティメンバー以外は覚えてない……という状況の人も少なからずいるはず。プレイスタイルは人それぞれですが、常にレギュラーメンバーで戦えるわけではありません。

ストーリーの展開によっては、パーティの編成が限定されるので、偏ることなく全員の武器アビリティを取得しておくのがお勧めです。またフィールドの探索中でも、敵によって仲間の向き不向きがあります。例えば空を飛ぶ敵は、バレットだとかなり戦いやすくなります。

いつ、誰を操作してもいいように、こまめに武器アビリティを習得しておきましょう。

■バトルに負けたら「直前からやり直し」を選ぶべし

ボスはもちろんですが、レアな討伐モンスターなども手ごわく、力及ばずゲームオーバーを迎えることもあります。この時、「バトル直前からやりなおす」と「チェックポイントからやりなおす」のどちらかを選べます。

「バトル直前からやりなおす」が具体的にどのタイミングなのか、判断に悩む人がいるかもしれません。「選択直後にバトルが始まるかも……」と警戒するかもしれませんが、安心してください。その敵と少し距離がある状態からのスタートなので、編成や装備を変更したり、その敵を避けることも可能です。

一方「チェックポイントからやりなおす」は、文字通りチェックポイントからのやり直しになるので、ストーリー進行などの状況は巻き戻りになります。それまでに得た経験値などは継続されるものの、何らかの理由がない限り「チェックポイントからやりなおす」ではなく「バトル直前からやりなおす」の方をお勧めします。


『FF7 リバース』はチュートリアルもありますし、新要素が出るたびにちゃんと説明が挟まります。そうした情報を見逃さずチェックし、そして今回紹介した小ネタも意識しながら、まずは序盤の冒険を満喫してください。

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