《能登半島地震》コーヒー袋にメッセージ1000件 子どもの言葉を記す 群馬

 能登半島地震の被災地に群馬県桐生、みどり両市の子どもたちのメッセージを記したコーヒーバッグを贈る「千杯珈琲(コーヒー)プロジェクト」を企画した安達孝美さん(54)は3日、自身が営む、みどり市笠懸町のコーヒー店「珈琲バールkarei(カレイ)」で、賛同者と共にメッセージの貼り付け作業を行った。

 メッセージは目標の1000件に到達。この日、安達さんが主宰する料理教室に通う女性4人が作業に協力した。「明るく元気に生きてください」「石川県が大好き」などと記されたシールをメッセージカードに貼り付けた=写真

 メッセージのシールは桐生西小、あずま小・中から届き、近くみどり笠懸北小も取り組む。桐生市スポーツ文化事業団なども協力した。総数で約1200枚になる見込み。

 発送は数回に分け、第1弾は桐生市ボランティア協議会に託し、今月にも石川県穴水町の被災者に届けられる。

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