ボウリングや射的のゲーム、スライムの工作体験など…卒業を前に感謝祭 群馬・榛東中学校3年生が企画運営

大勢の来場者でにぎわう会場

 卒業を控える群馬県の榛東中3年生38人が企画・運営するイベント「中学生が創る・感謝祭」が2、3の両日、榛東村の同校体育館で開かれ、保護者ら約500人がボウリングや射的のゲーム、スライムの工作体験などを楽しんだ。

 生徒が来場者の接客を担い、会場の天井に映像を投映する仕掛けも用意した。照明を暗くして「バーチャル花火」を打ち上げるなど雰囲気を盛り上げた。

 同校が2020年度から導入する、クラス単位で目標を決めて取り組む「学級総合」の一環。生徒は協調性や社会性などの向上を目的に、村への感謝を伝えるイベント開催を計画。1年をかけて、村内外の祭りに出かけたり、情報を集めてきた。イベントでは2年生のクラスが村内の「吉田ピザ店」の協力を得て、商品化したピザも提供された。

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