ナワリヌイ氏の墓所への献花の列、葬儀後も続く モスクワ

ロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)の葬儀から2日たった3日も、同氏の墓所では大勢の人々が弔問や献花を続けた。

ナワリヌイ氏の葬儀は今月1日に執り行われ、遺体はモスクワ南部のボリソフスコエ墓地に埋葬された。

葬儀の行われた教会や墓地には、ナワリヌイ氏を追悼するために数千人の市民が集まった。多くの人が花を持ち、ナワリヌイ氏の名前や反政府のメッセージを連呼した。

教会や墓地周辺には朝からフェンスが設けられ、警察官も多数出動した。

その後の週末にも、ナワリヌイ氏に敬意を表するために何百人もが列をつくった。

ロシア国内でウラジーミル・プーチン大統領を最も激しく批判していたナワリヌイ氏は、北極圏の刑務所で急死したと2月16日に発表された。

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