今回はトライアングルバッグの作り方を紹介します。
必要なもの
以下を用意してください。
- 生地…156cm幅×100cm
- ファスナー(20cm)
今回は、ほつれにくく丈夫な人工皮革を使用します。
型紙の用意
型紙を用意しましょう。
型紙のダウンロードはこちらからA3サイズで印刷をお願いします。
生地を裁断
印刷した型紙に沿って生地を裁断し、以下のパーツを用意します。
- ポケット用布
- 持ち手カバー用布
- 本体パーツ×2
ポケットのパーツを作る
ポケット用布の上端から5cmのところを、1cm×20cmの形で切り抜きます。
フリクションペンなどで目じるしをつけて切り抜きましょう。
切り抜いた部分に裏からファスナーを合わせ、2mm幅で縫い付けます。
今回はステッチを生かしたデザインなので、太めの糸を使います。
※使用した糸:シャッペンスパン厚地用#30 100mm 211番色
通常の糸と今回の糸の仕上がりを比べると、画像のような違いがあります。
パーツの組み立て
本体パーツを中表に合わせて、重ね合わせます。
合わせる際、縫い合わせて広げた後に布端が真っ直ぐになるように7mmずらしておきます。
7mm幅で縫い付けていきます。
縫ったら生地を開きましょう。
縫い代を片方に倒して、5mm幅で縫い付けておきます。
先ほどの縫い目を目じるしにして、たたみます。
折り目から50cmのところまで、7mm幅で縫い合わせます。
縫い目をつまみ、仕上がりの形に整えます。
お好みの位置にポケットを配置し、5mm幅で縫い付けます。
今回は底から9cmのところにしました。
全体をひっくり返して、生地を開きます。
先ほど縫った部分の縫い代を5mm幅で縫い付けます。
開いた布を閉じます。
生地の端と端を7mm幅で縫い合わせ、袋状にします。
先ほどと同じように、縫い代を裏側から5mm幅で縫い付けます。
角がきれいに出るように注意しながら、本体を裏返しましょう。
5mm幅でカバン口にぐるりと1周ステッチをかけていきます。
持ち手の仕上げ
持ち手部分を中表に合わせ、頂点から3cmのところで縫い合わせます。
持ち手部分の縫い代を片方に倒して、三角形に縫い付けます。
持ち手カバーの両端に5mm幅でステッチをかけます。
持ち手部分をたたみます。
持ち手部分に持ち手カバーを巻きつけ、2mm・7mm幅で縫い合わせます。
完成
トライアングルバッグのできあがりです。