タイ就業者数、第4四半期は前年比1.7%増 観光部門が支える

[バンコク 4日 ロイター] - タイ国家経済社会開発評議会(NESDC)は4日、2023年第4・四半期の就業者数が前年同期比1.7%増加したと発表した。前期は1.3%増だった。

第4・四半期は、観光客の増加に伴いホテル・飲食部門の就業者数が8%増加し、全体を支えた。

失業率は0.81%と、前期の0.99%から低下した。ただ同国の失業の定義は狭く、調査対象となった週の労働時間が1時間に達しなかった人を失業者と見なすほか、アナリストは大規模な非公式経済が含まれていないと指摘している。

第4・四半期の労働人口は4070万人と、前期の4050万人から増加した。

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