福岡銀行が異例の注意喚起 Xでの「取り付け騒ぎ」情報を否定、「経営・資金繰りなど全く問題ございません」

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の福岡銀行(福岡市)の公式Xアカウントが2024年3月4日、同行をめぐるSNSでの投稿について注意喚起を行った。

「経営・資金繰りなど全く問題ございませんので、安心してお取引ください」

福銀のXアカウントは4日午前11時過ぎ、「昨日の当行に対するSNS(X 『旧Twitter』)の投稿については、下記URLからHPをご覧ください」として公式サイトに発表を出したことを告知。

公式サイトでは、「昨日、SNS(X 『旧Twitter』)上で、当行が3月14日に取り付け騒ぎが起こることに備えて行員に通知をしたという内容の投稿がございますが、そのような事実はございません」と噂を否定した。

合わせて「また、経営・資金繰りなど全く問題ございませんので、安心してお取引ください」と強調している。

取り付け騒ぎ主張した書き込みが1200回以上リポストされていた

同行をめぐっては、4日の深夜1時30分ごろ、あるXのユーザーが「福岡銀行から、3月14日に取り付け騒ぎが起こることに備えて行員に通知がありました。これは噂でも推測でもない。私を信じてください!」とXに投稿し、1200件以上のリポスト(拡散)、4700件以上のいいねが寄せられるなど波紋を広げていた。

銀行がX上の投稿をめぐる注意喚起を行うのはきわめて異例で、SNSでは安心できたとする声のほか、デマの拡散には厳しい対応をしてほしいとする意見が上がっている。

「早い対応ありがとうございます。こんなんあるわけねぇとは言いつつ、やはり御社公式からしっかりと回答いただくと安心いたします」
「今後のためにに法的措置を取るべきかと」
「デマ流した垢は訴えられないと、また同じような行為をおかすと思うなぁ......」

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