「ザイオンは最高のプレーを見せていた」STVVは0-3完敗も、現地メディアは守護神の奮闘を評価

日本人6選手が所属するシント=トロイデンは現地3月3日、ベルギーリーグ第28節でアントワープと敵地で対戦。0-3で敗れた。

この一戦にGK鈴木彩艶、MF藤田譲瑠チマ、MF山本理仁は先発、MF伊藤涼太郎は途中出場だった。チームは前半をスコアレスで終えたが、62分に失点すると、74分、87分にも被弾。懸命の反撃も奏功しなかった。

痛恨の3失点に、21歳の守護神も落胆。現地メディア『Hbvl』によれば、「個人のパフォーマンスについて何も言う必要はない」と語ったという。

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それでも、同メディアは鈴木の奮闘を認めている。「ザイオン・スズキは間違いなく、その時までSTVVで最高のプレーを見せていた」と称えた。

「試合の序盤から何度もプレーに関与した。サイドからのボール、ハイクロス、ミドルシュート。スズキにミスはなかった。それはポジティブなことだ」

チームとして結果は出せなかったが、個人としては今後につながるプレーを見せたようだ。9位のSTVVは次節、10日に15位のオイペンと敵地で相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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