夜の温泉街、灯籠で彩る 龍神村で幻想的に「観燈祭」、10日まで和歌山・田辺市

旅館の軒先などに灯籠が並び、夜の龍神温泉街を彩る「観燈祭」(和歌山県田辺市龍神村龍神で)

 和歌山県田辺市龍神村で1日、龍神温泉街などに灯籠を並べる「冬の観燈祭(かんとうさい)」が始まった。旅館や飲食店、龍神行政局にある龍のモニュメントなどに温かなろうそくの明かりが並び、夜の龍神村を幻想的に彩っている。10日まで。

 龍神観光協会によるイベント。灯籠を置く施設は上御殿、下御殿、有軒屋、萬屋、ほったて小屋、まごころの宿丸井、亜瑠絵巣、古久保商店、龍神温泉元湯、季楽里龍神、龍神行政局。午後6時から9時ごろまでろうそくの明かりをともす。

 龍神観光協会では、観燈祭の様子を撮影した写真を募るフォトコンテストも実施する。応募作品の中から最優秀賞(1万円相当の地域特産品)、優秀賞(龍神温泉元湯無料入浴券11回分)、ほっと賞(5千円相当の地域特産品)各1点を選ぶ。締め切りは19日(消印有効)。

 また、9日午後6時から龍神温泉街で、モデルが参加する撮影会を開く。雨天中止。撮影会に合わせて同日午後5時から、コーヒーやたこ焼き、サンドイッチなどを販売する「夜店」も出店する予定。

 問い合わせは、龍神観光協会(0739.78.2222)へ。

© 株式会社紀伊民報