“代表取締役解任騒動”の堀ちえみ夫、本誌直撃に“名誉回復”認める

尼子勝紀氏のオフィシャルブログより

《舌がん完治しました!》

タレントの堀ちえみ(57)が、2月27日に自身のブログを更新。ステージ4と診断され、2019年2月に舌の6割を切除する手術を受けていたが、このたびの経過観察で「問題なし」と医師から説明を受けたことを報告した。

堀は次のように喜びと感謝をつづっていた。

《この5年もの長い期間、ご尽力いただきました皆々様に、心より御礼申し上げます。涙が溢れて止まりません。見守り続けてきた皆様も、本当にありがとうございました。心から感謝致しております》

同じころ、堀家にはもうひとつうれしいニュースがあった。昨年9月に、取締役を務めていた会社から解任されるなどのトラブルを報じられていた夫の尼子勝紀氏(58)の“無実”が認められたのだ。

「大手パチンコ機器メーカーの関連子会社で代表取締役を務めていた尼子氏でしたが、昨年9月に『堀ちえみさんの復帰コンサートのチケットを会社の経費で購入して人に配った』『社員にチケットを購入するよう迫った』などの行為が問題視された、と囁かれていました。それが原因で取締役を解任されたと報じられています」(パチンコメーカー関係者)

だが、この噂が広まったのは、別の人物が尼子氏を陥れようと企てた“クーデター”だったというのだ。

「じつは、尼子氏が務めていた会社のA氏が、尼子さんが会社のお金を使い込んでいるかのような報告書を部下に作成させるなどしていたのです。今年2月、報告書が不当であることが判明し、A氏は降格処分を受けました。その後、非のなかった尼子氏に対しては多額の補償金が支払われたと聞いています」(前出・パチンコメーカー関係者)

本誌は尼子氏に、このクーデターの経緯について聞いてみたーー。

「その件について、私から改めてお話しすることはありませんが、疑いが晴れたことには一安心しています。妻もこの件に関して沈黙を貫いてきましたが、ホッとしていました。今後ですが、会社に戻るつもりはありません。具体的にはこれからですが、新たに別の事業を始めようと思っているところです」

多くは語らなかったものの、声のトーンはどこか明るいようだった。

尼子氏は、3月3日には都内の文化施設で講演を行った堀に付き添う様子を報告している。

《そして60分間の講演も無事終わりました。たくさんの拍手ありがとうございます》

難局を乗り越え、堀と尼子氏は夫婦の絆を深めたようだ。

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