長電建設・元総務課長の男 業務上横領で追送致【長野】

長野市の長電建設で、会社の預金を約3億6000万円余り横領していた疑いで元・総務課長の男が追送検されました。

業務上横領の疑いで書類送検されたのは、長野市の無職・小沼義博容疑者(53)です。長電建設で総務課長を務めていたおととし8月、会社の預金1320万円を横領した罪で、すでに逮捕・起訴されています。その後の捜査で、経理関係の業務をしていた2017年からおととし8月までの間に約3億6000万円余りを横領した疑いがあることが分かりました。横領した金は自身が管理する預金口座に振り込み、ギャンブルや借金返済に充てていたとみられています。警察の調べに対し、小沼容疑者は容疑を認めているということです。長電建設は去年9月、2014年から約4億6600万円を私的流用したとして刑事告訴していました。

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