練習試合から好投続けるヤクルト・吉村貢司郎 2年目の飛躍なるか

ヤクルトの吉村貢司郎は2年目の飛躍なるかーー。

プロ1年目の昨季は12試合・60回1/3を投げ、4勝2敗、防御率4.33。開幕ローテーション入りを果たしたものの、5月25日に一軍登録抹消されると、故障により離脱。9月3日の中日戦で復帰し、2勝を挙げた。

2年目の今季は2月15日のロッテとの練習試合に先発し、2回をパーフェクトに抑えると、2月25日の巨人とのオープン戦でも3回、1安打、無失点の好投。

3月2日の中日とのオープン戦でも、2-0の4回から登板し、簡単に2アウトをとった後、中田翔に安打を打たれたが、続く細川成也を三直。5回はわずか10球、三者凡退に抑える。6回は先頭のロドリゲスにセンター前に運ばれたが、大島洋平、三好大倫を連続三振、最後はディカーソンを右飛。3回・38球を投げ、2安打、3奪三振、0四球、無失点と、二塁を踏ませない危なげない投球だった。

吉村はここまで対外試合3試合・8イニングを投げて、3安打、8奪三振、無失点と安定した投球を続ける。

ヤクルトは昨季チーム防御率リーグワーストの3.66で、先発防御率もリーグワースト。2年目を迎える吉村が先発ローテーションでシーズン通して投げることができれば、大きな戦力になる。

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