能登半島地震で被災のソフトテニス強豪高校を受け入れ…市役所で歓迎式(静岡・御殿場市)

能登半島地震で被災したソフトテニス部の強豪高校を静岡・御殿場市が受け入れることとなり、4日に歓迎式が行われました。

御殿場市役所を訪れた石川県立能登高校ソフトテニス部の生徒たち。職員らに拍手で出迎えられました。

1月に発生した能登半島地震では、地震の影響で、学生寮や町の屋内テニスコートが被災したため、これまで、三重県の高校などで練習をしてきました。しかし、地元での本格的な部活動再開までは長期化が見込まれるため、その状況を知った御殿場市が手を上げ生徒らを受け入れることになりました。

(能登高校ソフトテニス部 鳥竹 柊生さん)

「能登高校でテニスが出来ないことが悔しい。毎年の目標である日本一に向けて頑張っているので御殿場の人たちには感謝しかない」

(能登高校ソフトテニス部 竹口 陽菜さん)

「きれいなコートで打ててありがたなと思う。こんなにいい環境を支援して頂いたので、勉学と部活動を一生懸命励みたいと思います」

御殿場市が受け入れるのは生徒23人と教諭2人で、期間は3月22日まで。市がホテルなどを運営する「時之栖」と連携して「ロッジ」やテニスコートを提供。授業はリモートで行うということです。

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