「ロシア軍機15機を撃墜」 ゼレンスキー氏が声明、2月以降

ウクライナ東部ドネツク州リマン周辺で上空から攻撃するロシア軍。2月16日に動画が公開された(ロシア国防省提供・ゲッティ=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は3日のビデオ声明で、2月初め以降、ウクライナ軍がロシア軍の航空機15機を撃墜したと明らかにした。この1週間だけで7機を撃ち落としたとし「占領された領土でロシア機をより多く破壊できれば、より多くのウクライナ人の命を救える」と強調した。

 ゼレンスキー氏はまた、ロシア軍が1週間で約400発の誘導弾、50機以上のイラン製無人機シャヘド、40発以上のミサイルでウクライナを攻撃したとし「世界の全ての指導者はロシアの行動に対し、対抗しなくてはならない」と訴えた。

ロシア軍の無人機攻撃で乳幼児らが犠牲となった集合住宅の前に供えられたぬいぐるみなどの玩具=3日、ウクライナ南部オデッサ(ロイター=共同)

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