トランプ氏、天王山で全勝狙う ヘイリー氏首都で初勝利

2日、米バージニア州で集会に参加したトランプ前大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いは5日、15州の予備選などが集中し、スーパーチューズデーと呼ばれる天王山の戦いを迎える。序盤戦で8連勝したトランプ前大統領(77)は全勝して指名獲得の流れを決定的にしたい考え。ヘイリー元国連大使(52)は3日開票された首都ワシントン予備選で初勝利したものの、トランプ氏の優位は変わらずヘイリー氏を撤退に追い込めるかどうかが焦点だ。

 共和党指名争いは、正式に候補を決める7月の党大会で投票権を持つ代議員2429人の過半数獲得を競う。スーパーチューズデーは代議員数の割り当てが多い州の予備選が含まれ、党代議員全体の約35%が争われる。

© 一般社団法人共同通信社