【インドネシア アヤム紀行】パダン Ayam Pop

真っ白な身に染み渡る香辛料。

知名度ではルンダンに負けるかもしれないが、「アヤム・ポップ」は人気のパダン料理。特に「ガルーダ」では、最も良く出る一品とのこと。皮のない、つるっとした真っ白い鶏で、「これは一体何だろう」と思うが、結構手の込んだ調理がされている。香辛料を入れたココナッツジュースで、水分がすっかりなくなるまで煮詰める。それから、さっと揚げるのだ。

味がすっかり染み渡った鶏肉をむしって食べると、1切れ、もう1切れと手が伸びる。サンバルはアヤム・ポップ用に特別に用意されたものを使う。パダン料理のほかのサンバルほど辛くなく、少し甘い。アヤム・ポップには、これ。

Restoran Garuda
1976年創業。ジャカルタに5店のほか、シンガポールにも進出。24時間営業で、特に夜は賑わう。夜にパダン料理を食べたい時に最適。
Jl. H. Agus Salim/Sabang No.59, Menteng/Tel: +62(0)21-3193-5881/24時間営業/イドゥル・フィトリ休み/支店: Jl. Hayam Wuruk No.100; Jl. Sultan Iskandar Muda/Arteri Pondok Indah 79-D他。
アヤム・ポップ1切れ。1万9000ルピア。食べた分だけ払う

アヤム・ポップ=サラムの葉やレモングラスなどの香辛料入りのココナッツジュースで煮た後、さっと揚げる。

主な香辛料=ココナッツミルク、スダチ、サラムの葉、コブミカンの葉、レモングラス、タマゴノキ(キヤニモモ)、ショウガ、ガランガル、ココナッツジュース

辛さレベル(0〜5)=0

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