『光る君へ』“キューピッド”直秀、衝撃の展開に「嘘だああああ」「ボロボロ泣いた」ファンからの悲鳴【ネタバレあり】

2020年3月、映画『いざなぎ暮れた。』舞台あいさつでの毎熊克哉

3月3日、吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ『光る君へ』の第9話「遠くの国」が放送され、街中で大道芸などを見せる「散楽」の一員である、直秀(毎熊克哉)が衝撃のラストを迎えた。

盗賊として東三条殿に入ったものの、捕縛されてしまった直秀ら7人は、藤原道長(柄本佑)の命で、検非違使に引き渡される。直秀と兄弟のような仲となっていた道長は、検非違使に袖の下を渡し、「手荒なことはしないでくれ」と依頼した。

流罪になると信じ、最後の別れをしようと、道長はまひろ(吉高)とともに獄を訪ねるが、門番から、盗賊たちは、屍の捨て場所である鳥辺野に連れて行かれたと聞く。急いで向かった2人がそこで見たのは、無残に殺された直秀らの遺体だった……。

脚本を手がけた大石静氏によるオリジナルキャラクターながら、初回から登場し、2人を結ぶキューピッド的な役割を、クールな存在感で演じてきた直秀の“悲劇”に、SNSではファンから悲鳴が集まっている。

《直秀嘘だああああ あまりの辛さにもう私が海に行きたい》

《これ、大河だよ。忘れてたよ…… そんな時に見せつけられる現実……貴族と平民の差や、命の扱い方。直秀ェ… 散楽の皆…… な9話でした。》

《泣いた。ボロボロ泣いたよ、あのシーンは。直秀、泥握り締めててどれだけ辛かっただろ、痛かっただろ、苦しかっただろ、って思って泣いて、三郎がその泥を払って扇子を一生懸命握らせて。》

放送直後の3月3日午後9時には、Xの国内トレンド33位に「直秀ロス」が、37位に「毎熊さん」がランクインした。

「『光る君へ』では、『帰るのかよ』『一緒に行くか?』など、女性視聴者をドキドキさせるようなセリフで、存在感を示してきた毎熊さん。4月からは、堀田茜さん主演のドラマ『好きなオトコと別れたい』(テレビ東京系)に、ダメ男役で出演する予定です。“直秀ロス”を抱える人たちにとっては、毎熊さんの姿を見るのに、これから我慢の1カ月、というところでしょうか」(芸能記者)

“キューピッド”を失ったまひろと道長の今後も、気になるところだ。

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