街の安全を守る警察官を目指す人を増やそうと、千葉県東金市にある千葉県警察学校では３月４日、実際の授業などが体験できるバスツアーが行われました。
このバスツアーは県警が警察への就職を検討している人に実際の生活や仕事をイメージしてもらおうと企画したもので、ツアーには１８歳から２６歳の高校生や大学生など男女４１人が参加しました。
参加者らはまず、採用試験を合格した初任科生が暮らす寮に案内され、部屋や自習室などを見学したあと、グラウンドで警察犬の訓練を間近で見られる体験に参加。警察犬が大麻の匂いがついた布を見つけ出す姿などに感動している様子でした。
教場では初任科生とぺアになり、鑑識の授業に参加。特殊な粉やハケを使って指紋を採取する一連の流れも体験しました。
県警の採用担当者は「警察を目指す人には歴史と伝統のある千葉県警を選んでもらえたらうれしい」と話しました。
参加した人は―
「本場というか警察学校の魅力というか、本来の授業などに触れられてうれしかった」
「おじが警察官でそれに憧れて目指しているので、今回見学して警察官になりたい気持ちが強くなった」
