コロナ禍も影響? お葬式の傾向に見られる変化とは!?

3月4日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーのテーマは「理想のお葬式」だった。ライフスタイルも多様化する現代において、どのような葬式が好まれているのか、なぜ好まれているのかなどを探った。

西川あやの「直近5年以内のお葬式の傾向なんですが、家族葬がいちばん多いと。家族葬は通夜、葬儀、告別式のお葬式で、参列者は親族や近親者、あと一部の友人、仲間……」

田村亮「なるべく狭く、ということですね」

西川「一般葬が通夜、葬儀、告別式のお葬式で、参列者は知人、地域の方、職場から等、幅広く集まったお葬式。一日葬はお通夜がなく、告別式のみで、1日のお葬式。そして直葬というのもあるんですね。宗教儀式のない火葬のみのお別れ。直近5年間でいうと家族葬が60.1%、一般葬が26.3%となっています」

山内マリコ「コロナが関係しているかもしれませんね」

田村「なるほど、そうか!」

山内「一般葬でお通夜とかやったとしても、弔問してお焼香してすぐ帰る、というスタイルが推奨されていましたもんね」

西川「(私の)祖父のお葬式が家族葬だったと思うんですけど、すごく仲のいい友人がいて、『いつも孫のあやちゃんの話、してたんだよ!』と言って、『おじいさまがあげられない、何年分かのお年玉だよ』と言って、お年玉をもらいました(笑)」

田村「おじいちゃんの分をくれた(笑)」

山内「私の場合、田舎って地方新聞にお悔やみ欄があって、情報が出るんです。『告別式は済んでいます』というのもある。亡くなったお知らせだけ出して、『葬儀は親族で行ないました』と書いてあったりして。都会ってそういう情報、どこに載るんですか?」

西川「会社、社員だと社内掲示板。いまデジタルですけど。家族ぐるみで仲良かった方は参列できるように『いつどこで行われます』というのもあるんですけど、『いつ行いました』みたいな事後報告が多かったりします。フリーランスの方はどうやって知るんでしょうね……」

田村「確かに!」

山内「でも友人の場合なら、普通にLINEとかで連絡くれて、教えてくれてありがとう、みたいな」

田村「それはあるけど、誰が連絡を担当している、というのもピンとこない。西川さんが私に手を差し伸べて『フリーランスの方は……』って言うんですよ。この話になったらニヤニヤするのやめてよ(笑)。西川さんはすごく心配をしてくれる。確かに『死』を考えて独立はしていない。でも考えないと……。50歳を超えているから、いつどこで、なんてわからないし」

山内「ある程度の著名人はSNSで発信している場合が多いかもしれないですね」

このあとは葬式別の費用や、著名人の葬式の内容なども紹介した。

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