「Ask One」と「Gainsight」が連携開始 顧客エンゲージメントの強化を支援

クリエイティブサーベイは、同社が提供するマルチチャネルフォーム「Ask One」について、カスタマーサクセスプラットフォーム「Gainsight」と連携を開始したこと、現場DXプラットフォーム「カミナシ」を提供するカミナシがAsk Oneを導入したことを発表した。

提供背景

あらゆる事業を展開する企業において、顧客の声を聞き、カスタマーエクスペリエンスを重視したサービスやプロダクトを提供することは、継続的な事業の成長を実現するうえで重要となる。しかし、顧客と直接接触する機会は限られており、その中で得た顧客の声についても、属人的な管理やテクノロジーの多様化・複雑化によるデータの分断など、組織として顧客の声を活用しづらいという課題が生じている。

Ask Oneはあらゆる顧客接点の入力インターフェイスを統合することで、商談化率・受注率・契約継続率の向上を支援するマルチチャネルフォーム。今回、Gainsightとの連携開始により、NPSやCSATなどの顧客満足度調査だけでなく、あらゆる顧客ヒアリング情報を連携し、顧客の声による事業成長の実現を支援する。

Ask OneのヒアリングデータをGainsightに連携しカスタマー360で可視化

今回の連携により、Ask Oneで取得した顧客接点のヒアリング情報を、シームレスにGainsightに連携できるようになる。連携されたデータを顧客ごとのカスタマー360に表示することで、カスタマーサクセス担当者は顧客の状況を把握して適切な対応を行うことが可能になる。

NPSやCSATといったカスタマーサクセスにおける主要な施策だけでなく、カスタムオブジェクトへの連携にも対応。業務に合わせてカスタムした顧客ヒアリング情報をGainsightに連携して管理できる。

また、Ask Oneは顧客接点のヒアリング情報を統合できるため、レベニュープロセス全体を通して取得した顧客の声から必要な情報をGainsightに連携することができる。

Ask Oneは23種類の質問タイプ、分岐やスコアリングなどのロジック、デザインのカスタマイズ、Sansanのデータ化技術による名刺の読み取り機能などを組み合わせることで、さまざまな顧客接点で活用できるユースケースと、ユーザー企業とともに構築したベストプラクティスを提供。Gainsightユーザーは、Ask Oneの活用によりさまざま接点から顧客の声を収集し、顧客への価値提供の高度化を図ることができる。

カミナシ 執行役員 ビジネス本部 本部長 宮城徹也氏のコメント

カミナシではAsk Oneをまずマーケティングやセールスから導入し、展示会でのヒアリング情報をリアルタイムにHubspotに接続することで来場者への素早いフォローアップを実現しました。今回、Gainsightとの連携が実現したことでNPSサーベイにも活用の幅を広げます。Ask Oneのフォームから得られたお客様の声をタイムリーに連携することで、Gainsightがカスタマーサクセスの活動を支えるプラットフォームとして進化し、タイムリーなデータ把握に基づくプロアクティブなサポートの実現と顧客体験の向上に寄与することを期待します。

Gainsight 代表取締役社長 絹村悠氏のコメント

Ask OneとGainsightの連携が発表できたことを嬉しく思います。カミナシ様にはGainsightを導入いただき、顧客成果の実現を支援させていただいておりますが、今回のAsk Oneとの連携により、顧客理解をさらに深めるシナジーが期待できます。今後はAsk OneとGainsightの連携ソリューションをより多くの企業にご活用いただき、カスタマーサクセスの実現に貢献していきたいと思います。

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