飼い主の女の子と再会するため、17年間駅に通い続けた保護犬の実話を映画化 「石岡タロー」東京公開決定

離ればなれになってしまった飼い主に会うため、2キロの道のりを17年間毎日通い続けた犬「タロー」を映画化した「石岡タロー」が、2024年3月29日より東京公開されることが決まった。

「石岡タロー」は、1964年にJR石岡駅で幼い飼い主とはぐれてしまい、小学校に保護された犬”タロー”を描いた作品。飼い主の女の子とまた会うために、小学校から石岡駅までの2キロの道のりを17年間毎日通い続けたという感動の実話を基にしている。本作の舞台となる茨城県など12館にて先行公開されていた。

監督を務めるのは、短編映画「春杣人」「ふるべ」「おるすばん」などが国内外の映画祭で正式上映されてきた石坂アツシ。本作が長編デビュー作となる。飼い主の女の子である恭子役には、オーディションで選ばれた寺田藍月。成人した恭子役に渡辺美奈代、小学校の校長役に山口良一、同校の用務員役に菊池均也が顔をそろえるほか、グレート義太夫も出演する。

【作品情報】
石岡タロー
2024年3月29日(金) より、池袋シネマ・ロサにてロードショー(全国順次公開)
配給:CHIPANGU/エレファントハウス/ワン・ポイント・シックス
©2023 ONE POINT SIX

© 合同会社シングルライン