走り続けてせっせと脚で稼ぐげんき~ず・宇野けんたろう

猫ひろし、井上咲楽らタレント勢の好走が目立った3日に開催された「東京マラソン」だが、自己ベストである2時間33分30秒の更新を狙って出場したがお笑いコンビ・げんき~ずの宇野けんたろうは、2時間41分05秒で完走した。

げんきーずは2000年に結成され、吉本興業に所属するNSC東京校6期生。以前はフレンドランドのコンビ名で活動し、相方は元気☆たつや。

東京生まれの宇野はツッコミ担当。元プロレスラーでタレントの北斗晶はいとこにあたる。趣味は走ることで、芸人ながら世界陸上選考会に出場可能な実力を持つ芸能界ランナー。2014年10月4日放送の「オールスター感謝祭」(TBS)内の人気コーナー「赤坂5丁目ミニマラソン」で優勝し一躍名前を売った。

17年10月期のTBS日曜劇場ドラマ『陸王』(TBS)には実業団のエース選手の役で出演。18年12月1日放送の「ラン×スマ」(NHK BS1)にて「四万十川ウルトラマラソン」に挑戦し100kmを8時間54分49秒のタイムで完走した。尚この記録は芸能界最速だ。

さらに、19年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に井手伊吉役で出演。21年8月、実業団であるコトブキヤ陸上部の2代目宣伝ランナーに就任していた。

今回は先月25日の「大阪マラソン」から2週連続のフルマラソン挑戦となり、一部の取材に「さすがに10キロ過ぎから足が動かなくなった」と疲労の蓄積を吐露していたという。

「コンビとしてはまだまだ名前が売れていないが、宇野が走り続けて脚で仕事を稼いでいる。コロナが収束して各地のマラソン大会の出場者も増加傾向。相方も数々のマラソン大会を経験しているので、ランニングに関するビジネスを拡大することによりコンビの名前を売れるはず」(芸能記者)

とりあえず、宇野には自己ベストの更新を期待したい。

© 株式会社ジェイプレス社