自ら考え、行動する子どもを育てる連続講座「始動人Jr.キャンプ」(県主催)が2日、前橋市古市町の上毛新聞社で開かれた。最終日の16日に県庁で開かれる成果発表会に向けて中高生27人が6チームに分かれリハーサルを行い、プレゼンテーションの内容に磨きをかけた。
生徒たちはこれまで、プログラミングや生成AIなどの技術を学びながら、身の回りの課題の解決策を探ってきた。6回目のこの日は自分たちで考えた解決策を講師陣の前で模擬発表。講師を務める共愛学園前橋国際大の村山賢哉教授らがアドバイスした。
高崎女子高1年の堀米加乃さんは生徒と教諭が連絡を取れるアプリの製作を企画中。講師の助言を受け、教諭側が使う利点を盛り込もうと、この日のうちに現役教諭に取材をしていた。堀米さんは「より多くの人の悩みを解決したい。客観的な意見が聞けて良かった」と話した。