お金を貯めている人の家はものが少ないってよく言うけど、それってホント？家の中に使っていないものがたくさんあると、金運が下がるって聞いたことがあるけど、実際はどうなの？

風水の第一人者Dr.コパに、「捨てたら金運がアップするものキッチン編」について教えてもらいました。

キッチンは金運の要。ものが多いと金運が入るすき間がない！

キッチンは金運を左右する場所。キッチン収納の中がものでギューギューだと、金運が入るスペースがないよね。とくに持っているだけで、ぜんぜん使っていないものは、そこに「ある」というだけで金運がどんどん下がっているんだよ。だから、使っていないものは捨てようね。

キッチン収納に限らず、不要品は運気を下げる。持ち物を限定して、収納の中に余裕があるほど、運気のめぐりがよくなるからね。

収納の中にものをすき間なくきっちりと詰め込むことができる“収納上手”になっちゃダメだよ。収納テクがなくても片づくくらい、ものが少ない方が運気が上がるからね。

それと、キッチン収納はシンク下、コンロ下、冷蔵庫、食器棚の4カ所に大別できる。コパがこれから、それぞれの収納場所について金運を上げるポイントを教えるからね。

シンク下がゴチャついているとお金が貯まらない

風水では「水はお金を呼ぶ」と考えます。シンク下収納がものでギューギューだとお金が入ってきません。コゲがこびりついている鍋は捨てましょう。

コンロは火と関係がある場所。コンロ下収納がものでギューギューだと、お金を使うときの勘が鈍ります。たとえば「安い！」と思って買ったものが、翌週、セールになっていたり。お得だと思ったことが損になることがあります。フッ素樹脂加工が剥げているフライパンは捨てましょう。

また、油ハネ防止用のアルミカバーもNG。コンロはキレイでも、油がついたカバーを放置することになり運気が下がります。夕飯の食器洗いの最後にコンロまわりを拭きましょう。またコンロまわりに置いた調味料やスパイス類が油のとびハネでベタつくのもNGです。

コンロまわりが汚れていると夫婦ゲンカや親子ゲンカの原因になります。

食材にはそれぞれの運気があります。食材の賞味期限や消費期限が過ぎると、運気の有効期限も過ぎます。腐りかけたお肉の運気は腐りかけ、シナシナの野菜が持っている運気はシナシナです。即、捨てましょう。

また、風水では「すべてのドアは幸運の入口」と考えるので、冷蔵庫のドアに在庫表や献立表をマグネットでつけると、それが邪魔をして冷蔵庫内にいい運気が入ってきません。ドアにつけたメモは捨てましょう。

風水では「食器棚はその家の格をあらわす」と考えます。安っぽい食器ばかりが並んでいると、お金の使い方も安っぽくなり、つまらないことにお金を使ってしまいます。

オマケでもらったグラスやお皿、コンビニ弁当についていた割り箸、欠けた食器、フタがキッチリ閉まらない保存容器は捨てましょう。

また、市販のプリン、ジャム、ふりかけなどの容器が可愛いからといくつもため込むのもNG。再利用しないでため込むだけだと運気が停滞します。

キッチンは家の中でもとくに金運に影響を与える重要な場所。収納にしまい込んでいる使っていないものを処分すると運気の流れがよくなって、金運がめぐってきます。ものを捨てることは厄落としにもなるので、不要品を捨てて金運を上げましょう。

監修／Dr.コパ文／村越克子