月ヶ瀬梅林 ウメの花が見ごろ

ウメの名所として知られる奈良市の月ヶ瀬梅林で、渓谷の斜面一面に花が咲き誇っています。

江戸時代から明治時代にかけて多くの文人に愛された月ヶ瀬梅林は国の名勝に指定されています。

ダム湖のまわりから山の中腹にかけてはおよそ1万本のウメが植えられています。地元の観光協会によりますと今年は暖冬の影響で例年より10日ほど早く咲き始め、2月下旬に見ごろを迎えたといい赤や白、ピンクのウメの花が咲き誇っています。きょうは時折冷たい風の吹く天気となりましたが訪れた人たちは、写真を撮ったり散策したりして春の風景を楽しんでいました。

訪れた人は―

「去年も見に来たんですけどやっぱり綺麗ですね。今年もなかなかいい咲き具合だと思います。」

「広いのできれいですね。いろんな色もあって。天気が曇っているんでもう少し晴れたらもっといいんじゃないかと思いますね。」

月ヶ瀬梅林のウメの見ごろは3月中旬ごろまで続きそうだということです。

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