湯沢市拠点に活動 新たな舞妓2人のお披露目会

湯沢市を拠点に活動する秋田湯沢湯乃華芸妓に2人の舞妓が新たに加わり、3日お披露目会が開かれました。湯沢市の地域おこし協力隊でもある2人は今後も芸を磨きながら市の魅力を県の内外に発信していきます。

およそ160年の歴史がある湯沢市の料亭石川。この老舗を舞台に3日、2人の舞妓がデビューしました。台湾出身の風實華さんは高校生の時からの夢が舞妓になることだったといいます。由利本荘市出身の史津乃さんは由利高校民謡部の出身です。部活で培った経験を生かせる舞妓の道を選びました。

湯沢市の地域おこし協力隊でもある2人はこれまで半年以上、舞や茶道、三味線などの稽古を重ねてきました。3日は「見世出し」と呼ばれるお披露目の会も開かれました。この地域を華やかに彩りながらも50年ほど前に一度は途絶えた芸舞妓文化。伝統芸能を復活させ地域を盛り上げようと活動している団体に、新たに2人の舞妓が加わりました。2人は今後も稽古を重ねて、さまざまな芸を磨きながら舞妓として、湯沢市の魅力を県の内外に発信していきます。

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