太陽光パネルの水平リサイクルの取り組み/地元・新見市議会で質問【岡山・新見市】

太陽光パネルの水平リサイクルを核とした新見市の企業などの取り組みが3月4日、地元市議会で取り上げられました。
太陽光パネルの製造販売を手掛ける新見市の新見ソーラーカンパニーと、関連企業など全国142の会員で組織するPVリボーン協会は、新見ソーラーが確立した熱分解の技術で、廃棄される太陽光パネルから100%リサイクルで太陽光パネルを生み出す仕組みづくりを岡山から発信。その拠点となるPVリボーンパークを岡山県内につくることを目指しています。
この日開かれた新見市議会の代表質問で、仲田芳人議員が質問。「地元の企業が脱炭素の素晴らしい取り組みをしている中、市としていろいろな支援ができるのではないか」などとただしました。
戎斉市長は答弁で「事業の展開を見守るとともに、脱炭素推進には積極的に取り組みたい」などと答えました。
新見ソーラーカンパニーの佐久本秀行社長は「私たちの取り組みの流れは止まらない。太陽光パネルの100%リサイクルの仕組みを岡山から全国、世界に発信していきたい」と話しています。

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