【おばへの強盗殺人】「反省の態度は全くみられない」 おいの男に無期懲役の有罪判決 おばを殴り殺害し現金奪う―8年前の強盗殺人 北海道釧路市

2016年、釧路市でおばを殴って殺害し、現金を奪ったとして強盗殺人の罪に問われている男の裁判で、釧路地裁は無期懲役を言い渡しました。釧路市の無職、田中治樹被告は2016年1月、釧路市愛国の住宅で一人暮らしの田中弘子さん当時80歳を鈍器のようなもので殴って殺害し、現金約21万円を奪った強盗殺人の罪に問われています。

強盗殺人の罪に問われる田中被告

これまでの裁判で、田中被告は無罪を主張していました。3月4日の判決公判で釧路地裁の井草健太裁判長は犯行時間帯の直後に現金をATMに入金していたことなどをあげ、「被告が犯人でなければ説明が困難だ」などと指摘。「犯行は執拗かつ残虐で、反省の態度は全くみられない」などとして、求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。

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