レアル、下部組織出身のスペイン人MFに契約延長オファー提示へ

ルーカス・バスケス 写真:Getty Images

レアル・マドリード(スペイン1部)が、所属するスペイン代表MFルーカス・バスケス(32)との契約延長に動くようだ。

スペイン代表として9キャップを刻むバスケスは、マドリード下部組織出身でエスパニョールへの武者修行を経験して2015年夏に復帰。加入当初は右ウイングが主戦場だったものの、直近数シーズンは右サイドバックでの起用が増加しており、今季もここまで公式戦26試合に出場して1ゴール4アシストを記録している。

そんなバスケスだが、マドリードとの現行契約は2024年夏まで。スペイン『レレボ』などで記者を務めるマッテオ・モレット氏によれば、マドリードは同選手に2025年夏までの新契約締結に向けてオファーを提示する意向だが、まだ正式な書面でのオファーはしていないようだ。

ただ、スペイン人MFは下部組織から過ごしたマドリードに強い愛着を抱いているが、引退するまでの残り数年間をどのように過ごすかを真剣に考えたいと思っているとのこと。そのため、マドリードがオファーを提示したあとに選手側がどのようなリアクションをするのかは不透明のようだ。

なお、マドリードでは4年ぶりの代表復帰を決断したドイツ代表MFトニ・クロースや、クロアチア代表MFルカ・モドリッチも今夏契約満了に。前者に関しては1年間の契約延長オファーを用意していると報じられている一方で、後者は今夏に退団するとの見方が強まっている。

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