敢えて言うならば『ケチャップ理論』…今季1ゴールと苦しむ上田綺世に監督も悩む「非常に難しい」

苦しむ上田綺世、監督は期待も…[写真:Getty Images]

フェイエノールトの日本代表FW上田綺世に対して、アルネ・スロット監督も悩みを抱えているようだ。
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セルクル・ブルージュからフェイエノールトに今シーズン加入した上田。エースであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの牙城を崩せず、なかなか出番を得られない中、4節で初ゴールを記録する。

しかし、その後もベンチスタートが続き、エールディビジでの先発は1試合のみ。苦しいシーズンを過ごしている。

なかなか苦しむ中で、2月29日のKNVBベーカーのフローニンヘン戦では先発起用も不発。そして、3日のPSVとの大一番では出番なし。期待されたゴールも「1」と苦しんでいるが、スロット監督も難しさを感じているようだ。

フローニンヘン戦後に上田について「非常に難しい」とコメント。「私がいつも言っているのは、うちのストライカーは常にチャンスを掴んでいるから、常に得点するということだ。アヤセは今日もチャンスがあったが、決められなかった」と、ゴールを奪えなかったことに言及した。

ただ、失望しているわけではなく、期待を寄せているともコメント。1つ決まれば変わると感じているようだ。

「私はただ彼がゴールを決められる瞬間を見つけてくれることを願っているし、彼もそれを理解してくれている」

「この言葉を使うと誤用されることが多いが、敢えて言うならば『ケチャップ理論』だ」

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