買うべきではない『冷蔵庫』5選 自分の生活スタイルに合っていないと電気代も無駄に…?

冷蔵庫は長く使う大型家電!だからこそ慎重に選んで

一般的に、冷蔵庫は10〜12年ほど使い続けて買い替える人が多い大型家電です。サイズも大きく、値段も高く、さらに長く使い続けることを想定している家電だからこそ、買い替える際は慎重に検討したいですよね。

自分の料理の頻度やどのような食材を多く保存するのか、キッチン構造など、生活スタイルのあらゆる面を考慮した上で選ぶことがポイントです。

冷蔵庫を選ぶ際にチェックするべきポイント

冷蔵庫を選ぶ際は、以下のポイントを必ず確認しましょう。

  • ドアの開き方
  • 保存可能な食材容量
  • それぞれの収納庫の容量
  • 収納庫の位置
  • 大きさ(必要なスペース)
  • 消費電力

容量や大きさ、消費電力は確認する人が多いですが、意外と見落としがちな点が『ドアの開き方』やそれぞれの収納庫(冷蔵室、冷凍室、野菜室など)の容量・位置です。

特にドアの開き方に関しては、右開き、左開き、観音開きなどさまざまなタイプがあります。ご自宅のキッチン構造や自身のキッチンの使い方を考慮して、どのタイプの扉の使い勝手が良さそうか検討しましょう。

デメリットが多数!買うべきではない『冷蔵庫』5選

ご自身の使い方や生活スタイルに合っていない冷蔵庫を選んでしまうと、その後10年ほど、使い勝手の悪い冷蔵庫を使い続けなければいけません。ここでは買うべきではない『冷蔵庫』の特徴を紹介しているので、次回買い替え時の参考にしてください。

1.キッチンの構造に合わない扉仕様

冷蔵庫の扉の開き方は、とても重要です。一般的に『右開き』『左開き』『観音開き』があり、最近では両開きタイプの冷蔵庫の増えてきました。

例えば、キッチンの入り口に向かってドアが開いてしまうと、キッチンの手前からはものが取り出せず、不便に感じる人も多いでしょう。また、ドアが開く方向にものが置いてある場合は、ドアが途中までしか開かずに使い勝手の悪さを感じるかもしれません。

このようにキッチンの構造や置かれている家電などを考慮した上で、使い勝手の良い扉のタイプが採用されている冷蔵庫を選びましょう。

2.容量が足りない

食材を保存する上で、容量は重要です。容量が多ければ多いほど、冷蔵庫の価格は上がってしまいますが、費用を抑えるために少ない容量の冷蔵庫を選んでしまうと、食材が入りきらないと困る事態を招くことに。

また、冷蔵庫は10年前後使うことが想定されます。そのため、今後10年間のライフプランを見据えて容量を検討することも重要です。

3.収納する食材タイプに合わない仕様

皆さんは日頃、どのような食材をどのくらいの量、冷蔵庫に保存していますか。収納する食材タイプに合わない仕様の冷蔵庫を選んでしまうと、容量が足りずに入りきらない事態を招く恐れもあります。

例えば、野菜を多めにストックしているご家庭では野菜室が広いタイプが良いでしょう。また、冷凍食品を多めにストックする場合は、冷凍室が広かったり、冷凍室がいくつかあるタイプの冷蔵庫が安心です。

4.設置スペースが足りない、ギリギリの広さ

冷蔵庫を購入する際は、設置スペースを重視する人も多いでしょう。しかし、ギリギリの大きさの冷蔵庫を購入してしまうと、いざ運搬された時に「設置スペースが足りない」なんて事態に陥りかねません。

また、冷蔵庫は左右背面に余裕を持たせて放熱させる必要があります。ギリギリの広さで設置してしまうと、上手く放熱できずに消費電力が上がったり、中の食材が十分に冷やされないなどのリスクが生じます。

5.冷凍室や野菜室が取り出しやすい場所にない

冷凍室や野菜室、冷蔵室の内部仕様など、自分が最も使う食品を収納している場所が手の届きやすい位置にないと、使っているうちに勝手の悪さを感じてしまいます。

例えば、野菜を毎日使う人であれば、野菜室が中段あたりに位置していた方が使いやすいでしょう。また、冷蔵室の仕切りが動かせるかどうかなども確認しておくべきです。

冷蔵庫は使い勝手の良さや生活スタイルを考慮して選ぼう

いかがでしたか。冷蔵庫は普段の生活スタイルやキッチンの構造を考慮して選ばなければ、「こんなはずじゃなかったのに」と後悔することになります。今回紹介した選び方のポイントを参考に、ご家庭にあった冷蔵庫を選びましょう。

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