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5日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。大地が暖まり、穴から虫がはい出る頃とされるが、前日の4日の青森県内は冬型の気圧配置や寒気の影響で津軽を中心に雪模様。気温も上がらず冷え込む一日となった。
青森地方気象台によると、各地の最高気温は黒石氷点下0.4度、六ケ所同0.2度、青森0.2度、五所川原0.4度、弘前0.6度、八戸1.7度など。積雪は4日午後5時現在で、弘前26センチ、青森22センチなど。
青森市は午前中から断続的に大粒のぬれ雪が降り、時折吹雪となる時間帯も。肩をすぼめながら歩を進める市民の姿が見られた。
一方、同市の青い森公園では、園内に植えられたツバキのつぼみが徐々に膨らみ、雪をかぶりながら開花の日を待ちわびていた。
同気象台によると、5日の県内は寒気や気圧の谷の影響で曇りで、雪の降るところがある見込み。各地の予想最高気温は青森と弘前、むつ、深浦4度、八戸5度。