3月8日は「さばしゃぶの日」 鳥取・米子の新名物、定着へ 7店舗で食べると、サバの刺し身やさばしゃぶ当たるキャンペーン 9日まで

美酒佳肴ゆらくが提供する「さばしゃぶ」

 「3月8日は米子名物さばしゃぶの日」として、鳥取県米子市内の飲食7店舗が4日、抽選でサバの刺し身やしゃぶしゃぶが当たるキャンペーンを始めた。店ごとの食べ方の違いなども楽しんでもらい「名物」定着につなげようと、応募を呼びかけている。9日まで。

 さばしゃぶは、だしやしょうゆベースの鍋で、薄造りのサバをさっと湯にくぐらせて食べる。米子の新名物として2023年10月から、提供店舗が多い「日本一の集積地」をうたい、官民でPRしている。

 キャンペーン期間中、JR米子市駅周辺などの提供店舗で注文し、所定の応募用紙などで申し込むと、抽選で、地下海水をくみ上げて市内で陸上養殖された新鮮なサバを使った「米子おさしみまさばのお造り」「米子おさしみまさばのしゃぶしゃぶ」がそれぞれ当たる。

 提供店舗の一つ、美酒佳肴ゆらく(明治町)の高井賢一代表は「各店の趣向があり、ポン酢のほか、とろろ、溶き卵を付けるところがある。県外や海外からの来店も増えており、地元の方にも味わってほしい」と話した。

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