コロンビアのレげトン王子、J. バルヴィンが自立した強い女性を称える新曲をリリース

J. Balvin - Photo courtesy of PHRAA

2024年の活躍に大きな期待が寄せられているJ. バルヴィン(J Balvin)が、タイニーとスベロNEOがプロデュースを手掛け、デ・ラ・ゲットーとジョエル & ランディーがゲスト参加したレゲトン調の新曲「Triple S」をリリースした。

<YouTube: J Balvin, De La Ghetto, Jowell & Randy - Triple S (Official Video)>

タイトル「Triple S」は、英語で「Single, Strong and Not to Be Messed With(自立した、強い、手出し無用の)」を意味するスペイン語「Suelta, Soltera, Sin Nadie Que La Joda」の略で、彼のチームはこの曲について、「すべての場所に存在する強い女性の確固たる決意と揺るぎない再起力を称えるもの」と説明している。

パトリシア・アルフォンソとクリス・カブレラが監督を務め、イート・マイ・ショーツがプロデュースを手掛けた同曲のミュージック・ビデオでは、女性マフィアのリーダーとJ. バルヴィンを含む彼女の腹心の部下たちが、彼女の豪邸に集まったライバル・マフィアのボスたちを消すための計画を実行する。楽曲タイトルの精神を表現しているこのビデオの撮影は、マイアミの有名建築家チャールズ・ジーガーの豪華邸宅シャトー・アルティザンで行われた。

4月には、コーチェラのメイン・ステージでのパフォーマンスや、ヨーロッパ&イギリスを巡る“Que Bueono Volver a Verte”ツアーの開幕など、J. バルヴィンにとってビッグ・イベントが控えている。この最新ツアーは、4月26日のドイツ、フランクフルト公演を皮切りにスタートし、ミラノ、ウィーン、コペンハーゲン、パリ、マドリードなどを経て、6月5日のロンドン公演で幕を閉じる。ツアーの詳細はオフィシャルサイトでご覧いただける。

先月、J. バルヴィンは同郷コロンビア出身のアーティスト、マルーマとの2019年のヒット曲「Qué pena」に続く2度目のコラボ曲「Gafas Negras」を発表した。同曲のミュージック・ビデオは、J. バルヴィンが「おめでとう。君が成し遂げたことを誇りに思うよ。君は一生懸命で、立ち止まることなく突き進み、僕の兄弟のよう存在なったんだ」とマルーマに伝え、彼の成功を祝福する場面で終わっている。

Written By Hannah Zwick

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