トリート・ウィリアムズ、『ブルーブラッド』番組内で追悼

トリート・ウィリアムズが『ブルーブラッド~NYPD家族の絆~』の最新エピソード内で追悼された。昨年6月にバイク事故により、71歳で帰らぬ人となったトリートが演じたレニー・ロスは、昨年5月シーズン13に登場した際にガンと診断されていたが、先日放送されたシーズン14のエピソード3で死亡が伝えられた。

トリートは2016年から2023年にかけて『ブルーブラッド~NYPD家族の絆~』の6エピソードに出演、今回トム・セレック演じるフランクがレニーを追悼、こう語っていた。「彼は親友だった。彼の娘のために最善を尽くすことにより、それを称える」「レニー・ロスは最も古い親友で、最も近い腹心の友、私の逃走ドライバーだった。そして今週彼を失った。ひどく心が痛む」「でもレニーは、私たち皆がめそめそとして静かになり、悲しむことを嫌うだろう。だからレニー、『僕たちは君に会えなくて寂しいよ。そして、君のテーブルに僕のために席を空けておいてくれ。また後で会おう』」

また番組の最後には、トリートがトムに腕を回す写真が掲載され「我々の素晴らしい友を偲んでトリート・ウィリアムズ1951-2023」と綴られていた。

1979年のミュージカル映画『ヘアー』でジョージ役を演じて一躍有名となり、ゴールデングローブ賞にもノミネートされたトリートは、同年スティーブン・スピルバーグが真珠湾攻撃後のパニック状態にあるロサンゼルス地区を描いた『1941 (いちきゅうよんいち)』に出演、その後も『鷲は舞いおりた』『ザ・グリード』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『127時間』などにキャスト入りし、主演した『プリンス・オブ・シティ』ではゴールデングローブ賞を受賞した。さらにトリートはテレビの世界でも活躍し、最近ではドラマ『チェサピーク海岸』にも出演していた。

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