ブリット・アワード2024で、RAYEが史上最多となる6部門受賞を果たした。2日(土)に開催された式典でRAYEはアルバム『マイ21stセンチュリー・ブルース』で最優秀アルバム賞に輝いたのをはじめ、『エスケイピズム』で最優秀楽曲賞、最優秀R Bアクト賞、最優秀新人賞、最優秀アーティスト賞、そして女性初受賞となる最優秀ソングライター賞と6冠を達成した。
その日6度目となる受賞スピーチでは、同伴していた祖母も壇上に招き、感激の胸中を涙ながらに語った。
計7ノミネートされていたRAYE、最優秀ポップ・アクト賞だけはニューシングル『トレーニング・セッション』のパフォーマンスで式典のオープニングを飾ったデュア・リパに譲る結果となったが、6部門受賞により、1度のブリット・アワード式典でこれまでブラー、アデル、ハリー・スタイルが達成していた4冠の最多受賞記録を塗り替えた。
一方で、マイリー・サイラスが『フラワーズ』で初のブリット・アワード受賞となる最優秀インターナショナル楽曲賞に輝き、ブリング・ミー・ザ・ホライズンが最優秀オルタナティブ/ロック・アクト賞で主要なアワード初となる受賞を果たした。
またグローバル・アイコン賞を受賞したカイリー・ミノーグは、36年間のキャリアを振り返った後、『熱く胸を焦がして』『ラヴ・アット・ファースト・サイト』『パダム・パダム』などのヒット曲のパフォーマンスで式典の幕を閉じた。
ブリット・アワード2024受賞者リスト:
最優秀ソングライター賞
RAYE
最優秀アルバム賞
RAYE『マイ21stセンチュリー・ブルース』
最優秀楽曲賞
RAYEフィーチャリング070シェイク『エスケイピズム』
最優秀R Bアクト賞
RAYE
最優秀新人賞
RAYE
最優秀アーティスト賞
RAYE
最優秀アルバム賞
RAYE『マイ21stセンチュリー・ブルース』
最優秀グループ賞
ジャングル
グローバル・アイコン賞
カイリー・ミノーグ
最優秀オルタナティブ/ロック・アクト賞
ブリング・ミー・ザ・ホライズン
最優秀ダンス・アクト賞
カルヴィン・ハリス
最優秀ヒップホップ/グライム/ラップ・アクト賞
カシスデッド
最優秀ポップ・アクト賞
デュア・リパ
最優秀インターナショナル・グループ賞
ボーイジーニアス
最優秀インターナショナル・アーティスト賞
シザ
最優秀インターナショナル楽曲賞
マイリー・サイラス『フラワーズ』
最優秀プロデューサー賞
チェイス・アンド・ステイタス