黄色いじゅうたん「摘み取らないで」京都・長岡京の特産品、収穫後の「置き土産」

収穫の終わった畑で花を咲かせる特産品の花菜(長岡京市今里)

 京都府長岡京市の特産品「花菜」が、収穫の終わった畑で開花し始めている。次々に黄色い花で覆われ、市民らが春の訪れを楽しんでいる。

 市内の栽培農家では収穫後も市民らに親しんでもらえるよう花を残している。しばらく咲かせた後、田起こしをする際にすき込む。

 同市今里周辺の畑では、花が咲き始めから満開近くまで見られる。市農林振興課は「畑に入って摘み取らず、観賞だけにしてほしい」と呼びかけている。

© 株式会社京都新聞社