「最も失望した監督」クリンスマンを酷評したへルタ元SDの発言に韓国メディアが“追撃”!「我々もその気持ちは分かる」「最悪の指揮官として名を残した」

先のアジアカップで格下ヨルダンに完敗してベスト4敗退に終わり、韓国代表の監督を解任されたユルゲン・クリンスマン氏を、へルタ・ベルリンの元SDであるミヒャエル・プレーツ氏がこき下ろした。韓国メディア『SPOTV NEWS』が3月4日に伝えている。

記事によれば、自身がSDだった時に、へルタを指揮したクリンスマンについて、プレーツは「一緒に仕事をした中で最も失望した監督だった」と酷評している。

2019年の11月にへルタの指揮官に就いたクリンスマンは不振のチームを立て直せなかったばかりか、翌2月にわずか3か月で一方的にその座を辞任していた。

その行動がまだ許せないのだろう。「もう一度招聘する可能性はあるかと尋ねられた」とプレーツは、「そんなことは世界が終わりを迎えない限りない」と言い放った。

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『SPOTV NEWS』は「我々もその気持ちは分かる」と同調し、韓国代表がクリンスマンを招聘した際、ベルリンの地元メディアが「韓国サッカー界が気の毒だ。クリンスマンは指導者として何の役割もしない。おそらく韓国は自爆するだろう」と警鐘を鳴らした事実を紹介。「指摘は正しかった」と嘆いた。

そして、韓国に滞在せずに自宅のあるアメリカで暮らし、ピッチ上では戦術がなく、ヨルダン戦前夜に内紛が起こるなど選手も掌握できなかったドイツ人指揮官を断罪。こう締め括っている。

「へルタの元SDはまだクリンスマンにうんざりしている。韓国サッカーの歴史においても、最悪の指揮官として名を残すことになった」

クリンスマンが再び、クラブや代表チームを指揮することはあるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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