コロンビア人シンガーのカロルGは、乗っていたプライベート機が緊急着陸する事態に見舞われたものの、そのあと行われたコンサート中に観客と分かち合った感動的なやりとりの中で「あきらめない」ことを強く誓ったという。先月20日（木）、カロルGとそのチームを乗せたガルフストリームG400は、カリフォルニアのバーバンク空港を離陸して間もなく、発電機が故障したことから、方向を変え、空港から西に約15マイル（約24キロメートル）離れたヴァン・ナイズ空港に緊急着陸を余儀なくされていた。
この出来事について、グアテマラのコンサートに来ていた観客に対して、「エネルギーの流れとして何が起きているのかわからないけど、何だってあきらめないから。皆が公演を見に来てくれたんだしね」と語った。
Abc7.comはパイロットからコックピット内で煙を見たと報告があり、同ジェット機がヴァン・ナイス空港に着陸すると救急隊員が待ち構えていたと伝えた。動画には、飛行機から降りフライトチームのメンバーと握手を交わしたカロルGが、滑走路で友人と抱合う姿が映っていた。
カロルGは現在、中南米ツアー中で、1日（金）と2日（土）はグアテマラ公演を行っていた。
一方、先月のグラミー賞で最優秀ラテン・アーバン・アルバム賞を手にしていたカロルGは、ビリー・アイリッシュ、アリアナ・グランデ、レディー・ガガ、テイラー・スウィフトらに続いてビルボード誌のウーマン・オブ・ザ・イヤー2024に選ばれており、6日（水）にロサンゼルスで開催される授賞式ではパフォーマンスも披露する予定となっている。
