セルティック岩田智輝へのPK判定、宿敵の元エースFWも酷評 「ひどい判定…なぜあれでPKになる?」

セルティックは3日に行われたスコットランド1部リーグ第29節のハーツ戦に0-2で敗れた。

前半16分で韓国人MFヤン・ヒョンジュンが一発退場になると前半終盤にPKで失点。PKは岩田智輝のハンドをとられたが、落下してきたボールに手が触れたというものだった(動画3分30秒から)。

このPK判定は現地で物議を醸している。

『Daily Record』によれば、セルティックのレジェンドでもあるニール・レノンは「あのPKは信じられないものだった。岩田は目をつむっていたし、(味方DFアリスター・)ジョンストンにぶつかられ、腕にボールが当たったら、PKという結論が下された。だから、ブレンダン・ロジャーズ監督がイラつくのも理解できる」と述べていたそう。

また、セルティックの宿敵であるレンジャーズのエースFWだったクリス・ボイドも、「ひどい判定だった。なぜあれにPKが与えられる?岩田の背後にジョンストンが割り込んだ。ルールはルールだし、彼の体は広がった。それは理解できるが、それで彼は何をするつもりだったというのか。PKは与えられたが、不可解な判定があった」と『Sky Sports』で話していた。岩田は押されて体勢を崩しただけで、PKの判定は理解しがたいということのようだ。

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なお、セルティックはヤン・ヒョンジョンのレッドカードに対して、処分撤回を求める不服申し立てを行うことを決めている。

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